囃子方

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巡行中囃される祇園囃子は少年期の鉦、その後の笛、太鼓で構成され、各鉾、曳き山でそれぞれ二十~七十名おり、函谷鉾では小学生から八十歳程度の年輩まで約七十名が鉾に乗り込む。七月一日から八日までの「二階囃子」、十二日の曳き初めから十六日までの宵宮囃子(鉾囃子)、そして十七日の巡行を迎える。宵山(十六日)の夜には四条寺町の八坂神社御旅所まで翌日の巡行の安全を願う「日和神楽」が行われる。函谷鉾の囃子曲は四十数曲あり、鉾が進行中は必ず祇園囃子が囃される。かつて巡行中に鉾の上から投げられていたチマキは、事故により自粛され、現在は上から投げることは無く、保存会役員が関係者に手渡ししている。


祇園祭について、そして函谷鉾・保存会について、詳しくご紹介しております。「鉾や山を見る」・「巡行を楽しむ」だけでも良いのですが、その歴史、由来、願いなど多くの人々が積み上げてきたことを知って、実際の鉾や山をご覧いただくとより深く楽しんでいただけるのではないでしょうか。

そんな願いを込めてご紹介しておりますので、ぜひじっくり「函谷鉾」を知ってください。